子供の宿題を手伝うのに苦労してない?無理して、泣きながら、辞書と格闘しながら、時間をかけて、やらなくてもいいかもよ!
なぜなら、アメリカの宿題と日本の宿題の意味が全然違う!!!!
実はアメリカの宿題は、できない子供のモチベーションを上げるためにある!
私は1月から、TESOL(英語教育法)の資格を取るために勉強している。教え方はもちろん、外国語習得理論なども学んでいく。
その時に「ほ~」っと感心したのが、成績の付け方。実は、一般的に生徒の評価をする方法は大きく分けて2種類ある。
- 100点ならできてる、0点ならできてない(テスト)
- たくさんやれば高評価、ちょっとなら低評価
身近なTOEICで置き換えてみると、
この2人が同じ評価になるような感じ。
こうすることで、300点だった人はTOEICの点数は悪かったけど「もっと頑張ろう!」と思える。こういう風に生徒のやる気をアップさせるのが、宿題の位置づけとなる。
それに比べて日本の宿題は、ノルマみたいになってるところあるよね。
親は、子供が家庭で勉強しないで遊んでしまうから、宿題を出してほしいと、教師に要請することが多い。
「提出期限を遵守する」また「守ることができなければペナルティが課される」という宿題のルールは、会社等の一部の業務における「与えられた仕事を期限までに完成する」ルールと非常に親和性がある。
この前、娘ののんちゃんのことを記事にした。
のんちゃんには9月からたまっていた宿題が100個以上あった。そのせいで、落ち込んでた。だから、それを担任の先生に相談したら「宿題消しといたから!」の一言(笑)
のんちゃんは学校の授業にはちゃんとついていけてる。内容は理解している。だから、宿題でモチベーションが下がるなら宿題はなくてもいいってこと。
「小学生だからそうなんでしょ!?」なんて思うかもしれない。
けど、息子の太陽の中学校(middle school)でもこの2つの方法で成績を付けてることを発見したよ~!!
息子の数学の成績の一部↓
11月~2月までで、大きなテストは1回(ピンク)で、小テストが3回(黄色)で、残りは全部宿題!宿題にもしっかり成績がつけられる。
宿題の比重がかなり大きい。けど、そのおかげでテストの点数があまりよくない息子でも「B」という好成績をもらっている(笑)(「A」が一番いい成績!)
中学の場合は、のんちゃんみたいに「宿題のせいでやる気が出ないならやらなくていいよ!」とはならない。けど、宿題は簡単ものも多く、パズルゲームや、ただのアンケートなんてこともある。
というわけで、日本とアメリカの宿題の意味がこんなに違うんだ!というお話でした。
もし、小学生の子供がいて、「宿題が大変!」なんて思ってたら、先生に一度相談してみるといいかもしれない!のんちゃんの先生みたいに「じゃあやらなくていいよ!」ってなるかもよ~(笑)