この前、動名詞不定詞をやってた時に、「どの動詞でどっちがくるっていうのは暗記するしかないんですか?涙」と聞かれました・・・。
確かに英語ってすべて暗記なの!?って感じしますよね。不規則の活用、英単語、文法・・・。
今回は、「実は暗記ではないんだよ!」というお話です。もし「英語の勉強=暗記」だと思ってるのなら、それは危険なサインなので気を付けたほうがいいかも!
「英語はすべて暗記すればいいのか?」と聞かれたら、「カチカチにはしなくてもいい!」というのが私の結論です!
英語にたくさん触れてるうちに、自然に身につくから。
触れてるっていうのは、本・雑誌・ネットの記事を読んだり、YouTube動画・ドラマ・映画を見たり、英語を勉強すること。
例えば、不規則に活用の「eaten」(eat: 食べるの過去分詞)を覚えるとする。
最初に、まあまあ覚える。「へ~こんな活用なんだ~」くらい。
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本を読んでいると「eaten」に出くわす。「あ、さっき勉強したやつだ!なんだっけ?文脈上、食べるって意味だな。最初の三文字は完全にeatだし。これ確か不規則だった!」
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ドラマを見ていると「I haven't eaten yet.」とお腹を空かせた主人公が言ってる。「おーこんな風にも使われるのかー!」
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英会話レッスンで先生が「Have you eaten your dinner?」と聞いてきた。「あ!またあの単語だ!わかるわかる~。こうやって自然に聞くんだ!」
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最終的に自分から「I have never eaten Durian!」と言えるようになる。
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暗記の完成!
触れる数が多ければ多いほど、すぐに身につくようになる!
だから、アメリカに住んでると勝手に「Have a good day!」を覚える。だって、スーパーで買い物するたびに言われるんだもん。
新しい知識は、とりあえず、頭の片隅に入れておくだけでオッケー!一字一句間違わずに覚えようとしなくても問題ない!
これって道を覚えることに似てない?
知らない場所に行くときは、最初はナビを使って行く。けど、何度もそこへ通ってるうちに覚える。
わざわざ行き方を暗記する人はいないよね?
それに、何度も行ってるうちに、
- 違うルートがわかる
- 1番混まない道がわかる
- ここは右車線に早めに寄っておいた方があとで曲がりやすいってこともわかる
↑これが英語のニュアンスをつかむ感覚と似てる!
何度も英語に触れてるうちに
- 「Have you eaten dinner?」よりも「Did you eat dinner?」が使われるなと気づく
- 「eat dinner」と「have dinner」の違いがわかる
- 「eaten」の「ten」の部分は「t」って発音してないなとわかる
こういうのは英語学習者が苦労する内容。けど、説明を読むよりも、感覚でつかむ方が、ストンと落ちる。
道のりを覚えるのと英語の共通点!
- 繰り返してるうちに自然と覚える
- 応用がきくようになる
つまり、暗記で苦労しながら英語を覚えてるということは、英語に触れるのが足りてない証拠!
学習方法を見直してみてね!
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