「アメリカ人は謝らないっ(怒)」って日本人は言うけど、私からしたら「日本人はとにかく謝らせたがる。しかも、誰が悪いのかを血眼になって探しすぎ」と。
私はアメリカに15年以上住んでる。高校卒業してすぐに18歳の時からアメリカ。そして高校の時はメキシコに1年間の留学経験もあり。だから考え方とかはかなりアメリカンだと思う。
旦那なんて8歳からオハイオで育ってるから、普通にアメリカ人。
しかも友達からは「まいちゃんはアメリカ人だよ~」ってよく言われる。
だから今回は頑張って中立の立場になろうと思うけど、ちょっとアメリカよりの考えの方が強くなるかなと思う。
けど参考までに、どうしてアメリカ人が謝らないのかを私の目線から語っていっくよ!
日本人は謝りすぎ
これはよく言われること。口癖ね、これは。
なんでもかんでも「すいませ~ん」って。
仕事してても、ちょっとのことで「申し訳ございません」とか。補習校でも、メールの返信がちょっと遅れただけで「申し訳ございません」って。「遅れるなんて想定内よ!」って思う。そんな大したことじゃないし。100億円の振り込みを忘れたとかなら大問題だけど。
ちょっと過剰だなと感じる。
で、日本人の友達にこのことを言ったら、「とりあえず言ってるだけだよ」って。
おーのー。
アメリカ人のSorryは重い
アメリカ人は日本人に比べて「I'm sorry.」を連呼しない。
ただ単に習慣じゃないってこともある。
でもそれよりも「Sorry」は日本語の「すいません」「ごめんなさい」「申し訳ありません」よりも重い意味を持つ気がする。
さっきの話でメールが遅れるっていうのはハッキリ言って「そういうことは誰にでもあること」って前提がある。忘れる・遅刻する・間違うって言うのも同じ。「人間だもん。誰だってそういう失敗をすることはあるよ!」
だからそれくらいのことじゃ謝らない。
日本人は誰かのせいにしたがる
これも驚いたこと。
日本人は原因を見つけたがる。 どこが悪かったのか、誰がどうやってミスったのかっていうのを、追及したがる。
私はこれをかなり不思議に思ってた。
で、それを日本人の人にどうしてか?って聞いてみたわけ。駐在で来てる男性にね。そうしたら納得の答えが返ってきた!
「原因を調べて、何が悪かったのかを把握して、もうそれが起こらないようにするため」って!
おー!そういうことだったのか!
アメリカ人はこの先どうすべきかを考える
それに比べると、アメリカ人は原因とかはとりあえず無視して、「今後どうしたらいいか」の方に重点を置く。
謝って原因を探してる時間があるなら、解決策を出そうとする。
文化の違い
こう見るとどっちかが悪いわけではない。ただの文化や考えの違いで、起きてること。
両方正しい。
こういうのを感じ取れるのはアメリカに住んでるからこそ!
留学経験がある人って何がいいかっていうと、こういうのを間近で学んでいくんだよね。自分で言うのもなんだけど。
だから逆に日本から出た経験がない人だと「これはこう!」って決めつける傾向がある気がする。全員が全員ではないけど。なかなか別の考え方があるっていうのを、受け入れるのが難しい人がいる。
残念ながらこういうのは感覚として学んでいけるもの。
だから駐在に来てる奥さんたちって本当にラッキーだなって思う。普通の人(私も含め)は大人になってからは、海外に行けることなんてめったにない。
しかもそれを子供もつれて、家族全員で経験できるなんて、留学よりもすごい!
確かに、自分で選んだ道でもないから、苦労も多いけど。
おわりに
日本人は謝りすぎで、人のせいにしたがる文化。何かあったらすぐに謝ってほしいという思いが強い。そして原因の方を大事に考えてる。
アメリカは「I'm sorry.」が重すぎて、謝らない。自分が悪いとは思ってないこともある。原因を探す暇があるなら、さっさと解決策を見つけて、次に行こうってポジティブな考え方。
2つの違う文化、両方正しい。
これでちょっとはスッキリできたかな?それとも逆に憤慨した?
でもアメリカに住んでるのであれば、アメリカの方をちょっと優先してた方が、アメリカでは生きやすいと思う。
けど今後日本に帰ったら、両方のいいとこどりをしていけばいい!仕事にもいかせたり、トラブルに巻き込まれても、大丈夫になる!
アメリカ生活生き抜こう~。
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