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文法を勉強するときは、教科書通りの順番で勉強するな!
どうしても中学の時にならった順番で勉強してしまう人が多いかと思います。あとは買った英文法書を1ページから順番にやっていく、みたいな・・・・。
これがダメなんです!だからいつまでたっても勉強した文法が英会話に活かせるようにならないんです!
理由は
第二言語習得論(外国語を習得する科学的な方法)の世界で有名な、スティーブンクラッシェンさんの考え方があります。
彼はあの有名なUCLA(ビバリーヒルズにあるやつ!)を卒業していて、今はUSC(南カリフォルニア大学ー今セレブの裏口入学で話題の大学(笑)つまりそれだけレベルの高い学校!アメリカ国内のランキングでも上位に入る)で名誉教授をしてます。
その考え方の1つに、自然習得順序仮説があります。漢字多いなっ!8個も漢字が並んでる。日本語なのか中国語なのかわかんないよ・・・。
ま、どういうことかというと、文法を習得するときに、自然と習得していく順番があるっていうことです。
順番が大事
足し算と引き算をやってからじゃないと、かけ算って難しいですよね?
それと同じで、無意識のうちにマスターしやすい順番で英語も勉強しましょう!ということです。よくわからないって?簡単に言うと、日本語に近い文法から学ぶといい!
具体例
日本人が覚えやすい文法の例
【所有物】
日本語と語順が同じになるんです!例えば、Hanako's penとかmy dogとか。英語と日本語は文法上語順が違うことが多い中、語順が同じものはすんなり受け入れやすい!
【be動詞】
is, areが結局イコールで結ばれるから、割と簡単に理解できる。
- She is a teacher. she = teacher
- Apples are red. apples = red
日本人が覚えにくい文法の例
【冠詞のa,an,the】
日本人にとっては意味不明です。普段日本語で話すときに、1つのものとか複数だとか気にしないで話します。
【比較】
最上級とかになると本当に意味わかんないよね?日本語と違いすぎる!
残念なことに
ここで悲報ですが、基本的に英語は日本語とかなり遠い言語なので、日本人にとって受け入れにくい文法の方が多く存在してます・・・。
おわりに
どれが日本人にむいてる文法なのか自分で見分けられない!っていう声もあると思います。そんな時は文法書を一からやっていくのですが、難しいものは飛ばしていけばいいかなと。
じゃあ飛ばしたとこはほっとくのか!?って感じですが、あとあと英語能力が上がってきたら、戻ってきたらいいと思います。
飛ばさずに無理に理解したところで、普段の英会話で使えないです。それだと意味が全然ない!何のために勉強するの?テストに受かりたいからでも、TOIECで良い点取りたいからでもないよね。英語を話すため!
ということで、文法は順番に気を付けて勉強していきましょう!自分が理解しやすいものや、日本語に似てるものからがコツです!
さ~、これで今まで苦労してたことがなくなり、覚えた文法を簡単に使えるようになりますよ!目指せ、ストレスフリーなアメリカ生活!
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