アメリカの航空会社は、身内の不幸でチケットを取る時少し安くしてくれる!って知ってました?
今回私は旦那のお母さんが亡くなって、突然2日後や3日後にチケットを取らないといけなくなりました。最初見てた時は1人当たり$5000という高額で、「4人だと日本円にして約200万円じゃないか!!」車が一台買える…。
色々見てるうちに今回は1人$2200で買えた。高いよ高いよ!けど$5000よりはまし(-_-)
チケットって旅行の時とかは3ヶ月前とかに買います。そうすると値段はお手頃なものです。それに座席もみんな一緒だったり。
今回は私も初めて知った、アメリカの航空会社がやってくれるbereavementという、ディスカウントチケットのサービスについて説明していきます。
アメリカのbereavement制度
なにそれ?
どういう制度かというと、身内の不幸があった場合には、チケットを買う時に申し出れば、安くしてくれるというサービスです。
アメリカとカナダではいくつかの航空会社がこの制度を設けてます。
wikipediaによると、2015年まではどこの航空会社もその制度をやってたようなんですが、最近は格安チケットが出回るようになったから、無くしてる会社も多いみたいです。参考⇒Bereavement flight - Wikipedia
日本にはない!
驚くべきことに日本にこれはない!まあ、日本は小さいし、行こうと思えば、電車もバスもあるし。
本当に安くしてくれるの?
そんな制度本当に使えるの?って感じですよね。しかもどのくらい安くなるのか・・・。友達の話と、今回の私たちがどうなったのかをお話していきます。
ハワイ出身の旦那さん
友達の旦那さんはハワイ出身で、何年か前に身内の不幸でミシガンから急遽実家に行きました。その時にbereavementの制度を使って、安くしてもらえたそうです。
残念ながらどのくらい安くなったのかがわかりません・・・。
私たちの場合
このbereavementをアメリカ育ちのウチの旦那でさえ知りませんてした。
私がその友達に「こういう事情で日本に明日から行くことになったんだよね」と話した時に「えっ?じゃあbereavementでちょっとは安くしてもらえた?」と言われて、その時に初めて知りました。
それに私はbereavementなんて単語を知らなくてgravementかと思ってた。友達と日本語で会話してるのに何この聞き間違い(笑)gravementは私の中で悲しくてお葬式的なイメージで記憶されてて、そのせいで聞き間違ったのかなと。
ただ私たちはもうチケットを取った後で、しかも旦那はすでに飛行機の中っていう状況・・・。
一応航空会社(デルタ)に電話してみたら、もうディスカウントや返金はできないとのこと。やっぱり航空券を買う時に事情を説明しないといけないというわけで。
でも!もし帰る時の日付を変えるのは無料でやってくれることに!
おー、すごい!!!
ただ死亡証明書の提出は必要だそうです。
おわりに
今となっては、飛行機も安いものをオンラインで見つけたりできるようになったから、だんだんこの制度は無くなりつつあるのかなと思います。
それにすべての航空会社でこの制度が行われているわけではないのも、欠点です。自分のマイレージをためてる会社があれば、その方がお得です。マイレージがたまっていればそれも使えるから、わざわざberevementを使う必要もなかったりしますね。
今回このbereavementを知って、航空会社の気持ちに感謝しました。
最近だと、客を引きづり下ろしたり、ペットを死なせてしまったりと、いろんな悪いニュースばかりが聞かれます。そんななか、こういうサービスも行ってくれてるということを知って、ちょっとホッコリ~。
今日は日本に来て、3日目くらいだけど、ブログがなかなか書けてません( ゚Д゚)インスタも更新滞ってる・・・。いやー、私変化に弱い。いつもの場所だとできるけど、環境変わったら集中できない。
がんばれー、私!