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アメリカでは寄付=ドネーションがとっても盛んです!みんな気前がいいですね!
日本人が多いこの辺りの地域の学校では、日本人向けにオリエンテーションが行われていて、ちゃんと寄付してください、と言われたりするそうです。しない人が多すぎて学校が相当困ったんでしょう・・・。日本人ちょっと残念だ。
実は先週の、ある大学院の卒業式で、1人の黒人男性がとんでもないことを発表したんです!
なんてかっこいい人だろうと感動しました。私も見習わなくては!なんて思いました。まあ、持ってるお金の桁が全然違う・・・。
これを読んで、積極的な気持ちで寄付をする人が増えてくれたらうれしいです!あなたの子供がアメリカの小学校でたくさんのことを学べる機会が増えます。子供たちがワクワクして勉強できる環境になる!
学生ローン全部払うぞ!
アメリカは卒業式の季節、真っただ中です!
ジョージア州アトランタのMorehouse Collegeの卒業式で、Robert F. Smithさんが大学院生へのスピーチをしました。
その時に「君たちの残りの学生ローンをなしにするぞ!」と言いました。すべて払ってあげるぞという意味です。
な、な、な、なんと、その額、日本円に換算すると約40億円になります!
Robert F. Smithさんは、アメリカの黒人の中で最もお金持っているとも言われていているすごい人!
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アメリカの学校で寄付はなぜ必要なの?
ここからは私の経験をもとにお話ししていきます!
ちなみに上の子が現地校の4年生なので、Kindergartenの時から数えると5年間ほど、小学校でのいろいろな寄付などを見てきたことになります。
無料なはずでしょ?
日本にはない寄付の文化なのでわからない人も多くて当然だと思います。
それをアメリカの小学校に子供が行きだしたら「寄付しろ!お金を払え!」なんて言われたらちょっとびっくりしますよね。
「いやー、公立の学校なんだから無料でしょ!?」と思う方もいて当然です。
日本の寄付というと
私が思い出すのは「赤い羽根募金」です。んー残念だけどそれしか思い出せない。
困っている人のためにお金を寄付するイメージです。
アメリカの小学校では
アメリカでも、日本と同じように困っている人のためにやる寄付もあります。
うちの子供たちの学校では、心臓病の子供たちとかがあったかな。クリスマスのシーズンにおもちゃとか、今は一年中いろんな食べ物(缶詰、コーンフレークなど)を集めたりとか。
でもそれよりも多いのが、自分たちの学校のための寄付です。
例えばどんなことに寄付をしているかというと、音楽の授業で使う楽器、iPad、クラスの文房具、体育で使うフラフープやボールなど、図書室の本などがあります。
もっとよくしたい!という親の思いから
こういう募金はほとんどが、PTAやPTOを呼ばれる父母会がやってくれています。
国や州からもらうお金だけでも、学校はやっていけるけど、それ以上に子供たちの教育に役立つものがあれば是非取り入れたい!という考えから来ています。
日本ではあまり聞かないですが、iPadがクラス全員にある小学校の話も、この辺りの地域で最近よく聞きます。うちの子供たちの小学校はまだクラスに4台・・・。頑張れみんな!
アメリカは教育にかけるお金がすごいな~なんて思ったかもしれませんが、これも寄付だったりします。
おわりに
寄付はあくまでも気持ちです。その趣旨に賛同できない場合はしなくてもいいと思います。
日本で寄付というと、ちょっとマイナスなイメージがある気がします。本当にそのお金ちゃんとしたことに使われるの?みたいな。逆にアメリカでは寄付に対してかなりポジティブなイメージです。
払えば払うだけすごい!みたいな・・・。
今度ドネーションをする機会があれば、前向きな気持ちできるようになってもらえたらいいなと思います!