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みんな補習校をもっとうまく活用したらいいのに!と日頃思っています。
アメリカに住んでいると、ほとんどの日本人の子供が通う補習校です。子供も親も休みの土曜日に学校があるなんて、結構大変です。駐在のみなさんは、日本に帰ったときに困らないように行くようですが、残念ながら補習校だけではそれは無理です。
では、アメリカにいる間に、どんなふうに補習校を役立てていけばいいのかを紹介していきます!
これがわかると、アメリカでの子供の勉強や学校に関する悩みが減ります。それに日本に帰国してから困らないように、今からどう対策すればいいのかのヒントにもなるでしょう。
補習校は日本の学校と同じではない
先生が全然違う
確かに授業内容やカリキュラムは日本のものを使っています。日本の様に時間割があり、お弁当、休み時間、図書室など、日本の学校を再現したような感じです。
でも違うのは先生です。
なかには日本で経験がある先生もいますが、ほとんどはただの素人です。普段別の仕事をやりながら、土曜日だけは先生をやるという感じです。
なのでいくら研修があるとはいえ、先生のプロではありません。
先生に勉強のことを聞いても無駄
私の周りには何人か先生をやっている人がいるのですが、よく勉強に関する質問などを保護者からされたりするそうです。
これには私は驚きでした。
いや、だから先生だけどプロじゃないからね・・・。勉強の仕方は自分でググってください、今どき。
こういう風に補習校をいかすべき
補習校のいいところ
先生がプロではないのは、デメリットととらえる人もいると思います。でも私は補習校の良いところだと思います。
補習校の先生は、誰かのお母さんやお父さんです!つまり私たちと同じように、アメリカで子供を育てている親です。
相談できる一番身近な存在です。
相談すべきはこれ!
先生は駐在に来る人たちよりも、アメリカでの子育ての先輩です。いろんな経験をしてきています。
なので、アメリカで日本語を維持していくコツ、現地校と補習校との宿題を両立するコツ、などを聞くといいと思います。
特にアメリカに来たばかりの人たちは友達もまだ少ないし、現地の情報も少ないです。がっつりと補習校を活用するのがおススメです。
じゃあ日本に帰ってから困らないようにするにはどうすれば?
親がしっかりするしかありません。
補習校はあくまでも手伝いをしてくれるだけで、丸投げにするのは絶対にダメです。補習校が全然だめだから塾に行かす、という話を聞きますが、ナゾだな~と思います。
塾は塾で受験用です。
(ちなみに私は中学生の時から塾に入れられていましたが、全然勉強なんてしませんでした。塾は嫌いだったし、宿題もいやでした。だからごめんなさい、個人的な思い出と意見で塾は反対派です。)
おわりに
日本人を見てて思うのは、日本では先生とあまり仲良くしないのかな、と・・・。アメリカでは先生と友達のように仲良くするのが普通です。
そのせいか補習校の先生の名前を憶えていなかったり、顔もよく知らないなんて話を聞きます。それにはとても驚きです!!!!
子供の先生ともうちょっと距離を縮めるようにすることをおススメします!
そうすれば、バイリンガル子育てのコツがわかったり、宿題で大変な思いをしなくても大丈夫な方法がわかるかもしれません。