アメリカ人から何かをプレゼントされたときに、「お礼はどうしよう?」と悩んではいませんか。
日本では物をもらったらお礼をするのが一般的です。失礼がないように振舞いたいと考えていればなおさら「アメリカ人は何をお礼したら喜んでくれるんだろう?」
「アメリカではどういうものが主流なんだろう?」と困ってしまいます。
でも実は、アメリカでは日本のようなお礼という習慣がありません!
日本人的な感覚だとなんだか物足りない感じがしますが、これを読めばスッキリするでしょう~。
日本とアメリカの感覚の違い
すこし見方を変えてみると、アメリカ人の気持ちがわかります!
もらった物に対して返す日本
もらったら返さなくちゃいけない!と思うのが日本人の心理だと思います。
品物をもらっで返すということで、お互いがフェアになっています。
日本人の場合は、もののやり取りをカウントしているから、プレゼント➞お礼となるのだと思います。
理由に対してプレゼントするアメリカ
でもよく考えてみてください。何かものをあげるときって、何か理由があってあげるわけですよね。
例えば誕生日なら、その人が誕生日だからあげる。
結婚式なら結婚のお祝いとしてあげる。
つまり一方通行になってるわけではないんです。
逆に誕生日の人をお祝いするために渡したのに、その人からまたもらうというのは、2重になってます。
Goodie Bagはお礼の意味だけではない!
子供の誕生日会で、参加した子たちがもらうGoodie Bagがありますよね。あれは日本のお礼とはまたちょっと違います。
確かにお礼の意味もこもっていますが、Goodie Bagには参加してくれた人にも楽しんでもらいたい!という気持ちがこもっています。
ちなみにGoodie Bagと同じ意味の言葉で、結婚式やベビーシャワーなどに使われるParty Favorも同じような感じです。辞書を引いてみると「party favor = 引き出物」とありますが、ちょっと感覚が違うので注意が必要です。
お詫び・謝礼の菓子折りの習慣もなし
この前びっくりしたのが、友達が車をぶつけてしまって、ぶつけた相手に菓子折りを渡しにに行ったことです。日本にこんな習慣があるなんて知りませんでした。
ぶつけた相手に菓子折りなんて、ワイロっぽい感じがします(笑)
「これあげるんだから大ごとにするなよ(`・ω・´)」
みたいな・・・。
基本的には、アメリカでは車をぶつけたら、後のやり取りは保険会社にお願いしてしまうのが普通です。
おわりに
もちろんあなたがお礼に困っている場合にもこれを覚えておくといいと思いますが、逆の立場のときにも忘れないようにしましょう!
つまりあなたが
「プレゼントしたのに何もお返しがない(怒)なんて失礼な人なんだろう!」
となるのを防げます。
アメリカ人といい関係を築くためにも、お礼の習慣を見直してみましょう!