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英語って細かいニュアンスが伝わりづらいな、と感じていませんか?
「ズキズキ」「ヒリヒリ」「チクチク」と日本語には痛みの種類が、いくつかの言い方で表されます。でも英語には、痛みを表す表現は日本語ほどありません。特にオノマトペ(フワフワ、カリカリ、ゴロゴロなど)は、英語にするのが難しくなります。
そんな時は悩まず、日本語の細かいニュアンスを伝えようとするのはやめると、割り切りましょう!
日本語以外でもある!
伝わりづらい言葉があることで、日本語は表現が豊かだと思うかもしれませんが、そんなことはありません!それぞれの言語には、その言葉にしかない言い方や表現方法があるだけです。
▼英語にしかない言い方▼
英語には動物の赤ちゃんの名前はすべて違う呼び方があります。犬(puppy)や猫(kitten)は知ってると思いますが、他にも、
- クマ - cub
- ウマ - foal
- アヒル - duckling
同じ動物なのに、大人と子供では呼び方が違うなんて面白いですよね!
▼スペイン語にしかない言い回し▼
私が常日頃、スペイン語のこの単語以外で表現することができない!と思うものが1つあります。
マフィンやドーナツのようなものを食べるとモゴモゴしますよね。そんな状態をスペイン語では「おぼれる(ahogar)」という表現をするんです。私の中でこれがかなりしっくり来ていて、英語にも日本語にも同じように表す言葉がありません。
なので、そういうものを口するときは心の中で
「おぼれるから水がいる」
と思ってます(笑)
英語にはない表現はアメリカ人にはわからない
いくらズキズキ痛むといっても、アメリカ人にズキズキという感覚はありません。つまり、伝えようと思っても伝わらないんです。
「痛い」という言葉だけで、アメリカ人には十分理解してもらえます。
痛みの細かいニュアンスが伝えられないせいで、ちゃんとした治療が受けられないことはありません。
逆に伝わりづらい
参考書やネットを見ていると、「ズキズキ」「シクシク」「キリキリ」などの英語の言い方がのっています。
でも、アメリカ人が頻繁に使うような表現ではないものが多いと思いました。
なので、その単語を言ったところで、周りもちょっと理解しづらいです。しかも発音が苦手だった場合はさらに伝わりません。
細かいニュアンスよりも大事なこと
そういう細かいニュアンスにこだわってる人ほど、英語がなかなか上達しません。
あなたは、日本語の繊細で細やかな言葉遣いを伝えるために、英語を話したいのでしょうか?それとも、いろんな人とコミュニケーションが取れて、楽しいアメリカ生活をおくりたいのでしょうか?
アメリカ駐在期間中に本当にやってみたいことを考えると、おのずと答えにたどり着けると思います。
おわりに
「こういう日本語の表現がうまくできない!」と悩むのは時間の無駄です。 手っ取り早く英会話ができるようになりたいのであれば、もっとストレートに伝えるようにしましょう!
たまには諦めも肝心です!
むしろこっちの方が楽ですよね~。英語は難しく考えず、そのままをズバズバ言ってしまいましょう!
試してみてください!