Photo by Icons8 team on Unsplash
アメリカに来てからだいぶたつのに、ネイティブの英語が全然聞き取れないな・・・、なんて悩みはないですか?
もし、リスニングの勉強をやっているのに、全然上達しないと悩んでいるのであれば、勉強の仕方が間違っている可能性があります。日本で子供のころにやっていたリスニング方法では、アメリカ駐在中、ネイティブの英語は聞き取れるようにはなりません。
よく、まずはゆっくり英語に慣れてから~、なんてことを聞きますが、時間の無駄です。今すぐやめてください!
リスニングが上達したければ、英語の教材などのゆっくりなスピードの英語ではなく、普通の人の会話の速さのレベルを聞くのが正解です!
なぜゆっくりではリスニングが上達しないのか?と、じゃあどうやってリスニングを伸ばせばいいのかをお伝えしていきます。リスニングが苦手な人、必見です!
どうしてゆっくりはダメなのか!?
算数の問題
例えば、あなたが算数が苦手な子供だったとします。
3桁の割り算の問題を解くのは難しいから、簡単な1桁の割り算のばかりをすることにしました。これであなたは3桁の割り算ができるようになると思いますか?
できないですよね!
3桁の割り算ができるようになるためには、3桁の割り算を解くしかありません。
最近始めたオーディオブック
今月の私の課題は「習慣」です。食事の後にすぐ洗い物をする、毎日ブログを書く、朝の散歩など、いろいろ習慣づけたいことがあります。そして、この習慣を活かして、自分の時間を増やしたいと思っています!
なので、習慣に関する本を大量に読んでいます。さらに読む量を増やすために、オーディオブックを試してみることにしました。
その時に気づいたことがありました。オーディオブックの話し方がとてもゆっくりで、聞き取りづらいんです!!
いつも私はYouTubeを倍速で見ています(笑)とにかくたくさんの情報を吸収したいし、時間も有効に使いたいので、これがかなり便利な機能で助かってます。
一見ゆっくりな方が情報が入ってきやすそうな気がするのですが、驚いたことに、速いほうがかなり聞き取りやすいです!是非一度、日本語で試して、あなた自身で実感してみてください!
3つの解決方法
1.普通の会話を聞く
普通のスピードで話しているものを聞くのがおススメです。
つまり参考書の付録のCDではダメなんです。日本のものでも、アメリカのものでも、基本的にゆっくりと話しているものが多いです。
なので、YouTube、映画、ドラマを見るのがおススメです!あとは、公共の場で盗み聞きがかなりいいです。
2.一語一句を聞き取ろうとしない
日本でリスニングの穴埋め問題などをしてきたため、全てを聞き取らないといけないと勘違いしている人が多いです。
前置詞、動詞のsやedなどの細かい単語は聞き取れなくても、理解するのに問題ありません。
英語の文章がすべて聞き取れることと、英会話ができることは別問題です!
3.「なんとなく」でオッケー
この「なんとなく」が大事なんです!きっちりしている人にありがちなのが、この「なんとなく」をとにかく嫌っていることです。
英語=日本語にはなりません!
翻訳者通訳者でもない限り、基本的に第二言語として英語を話している私のような人は、「なんとなく」で理解しています。なので、英語がペラペラな人に、「今のどういう意味だった?」と聞くとしっかりとした回答が返ってこない、ということがよくあります。経験ありませんか~?
まとめ
アメリカに来てみてあまりにも英語が聞き取れないと思い、教材を購入して一生懸命聞くのはまったく効果がありません。
どんどん聞き取れるようになる3つのコツ!
- 普通の速さの会話を聞く
- だいたい聞き取れるくらいでオッケー
- 「なんとなくこういうこと言ってるのかな~?」くらいの理解
リスニング上達の3つのポイントを紹介しました!
でも実は、家で一生懸命YouTubeを聞いたりするよりは、わからないなりに、いろんな人に話しかけて、英語耳を作っていくほうが大事です。リスニングは家出勉強するのではなく、実際のネイティブと話して鍛えるほうが、効率よく吸収できます!
是非試してみてください~。