Photo by Pineapple Supply Co. on Unsplash
自然な英語を手に入れるにはどうしたらいいのでしょうか?
ネイティブの先生に英語のライティングの添削を頼むと、「文法上間違ってはないけど、正しくない英語、という指摘をされた」という話を聞きます。こういう場合は、日本語から英語に訳してから、文章を考えていることが原因です。
今回は夏休みという言葉から、日本語と英語の異なる点をくらべてみたいと思います!
そして、この差をどのようにしてなくしていけばいいのかを、お伝えしていきます~。よりネイティブに近い、ナチュラルな英語を話せるようになれるので、是非試してみてください!
夏休みのとらえ方が全然違う!?
誰もがしたことのある会話の中にも、違いがものすごく表れています!子供がいる家庭は先週こんな会話をしたはずです。その時にちゃんと気づけてましたか?
意味は同じなんだけど・・・
先週私もいろんなところでやりました、この会話。そこで気づいたことがありました。
- 日本人「夏休みはいつから?」
- アメリカ人「学校が終わるのはいつ?」
そうなんです。2つとも同じ意味なのですが、とらえ方が違います。
つまり、
夏休みはいつから?
✖ When does summer vacation start?
〇 When does your school end? / When is the last day?
Sumemr Vacationとは言わない
「じゃあ、"sumemr break" だ!」
なんて思いました?
それも不正解です。
アメリカでは、日本で言う夏休みのことは、単に「summer」と言います。休みという感覚が日本よりもないです。
共働きの家庭が多く、ほとんどの子供は毎日デイケアに行きますからね。学校と同じように朝から夕方まで家にはいません。うちの近所も昼間は静かなものです。
【例文】
夏休みは何するの?
- What are you doing this summer?
夏休みに日本に行きます。
- We are going to Japan in summer.
夏休みはどうだった?
- How was your summer?
どうやって英語の感覚を磨くか
相手の言葉をよく聞く
違いに気づくためには、ネイティブが何と言っているのかに耳を傾けましょう。いくら正しい文法で文章を組み立てたとしても、結局は間違えているという、悲しい思いをしなくても済みます。
そうすれば夏休みをsummer vacationと言わないことだって、簡単に気づけるはずです。なぜなら、会話のどこにもsummer vacationなんて言葉が出てこないからです。
メリット
違いにちゃんと気づけることで、より自然な英語を手に入れることができるようになります。
しかも日本語から英語に訳すという作業もだんだん減っていき、英語を英語で考えて話せるようになります!
まとめ
このブログでいつもお伝えしている、「日本語から英語にするだけでは、英語は上達しない!」ということを理解してもらえたでしょうか?
日本語を英語にできるだけじゃ、英会話はできるようにはなりません。大事なのは、会話の量です! 会話の経験を増やすことで、日本語にはない英語独特の言い回しや、表現の仕方を学べます。
日本語と英語のちがいに気づけるように、常にアンテナを張り巡らしておくと、だんだんネイティブっぽい、自然な英語が身につくでしょう~。