「動詞と前置詞の並びが、よくわからない!」
「動詞の後には、ものがくるの?人がくるの?」
なんていう悩みはないですか?
いわゆる「SVOO」とよばれる第四文型って、難しいところです。
「ん?えすぶいおーおー??」
なんのことかさっぱりわからないって!?
giveがそのうちの1つで、動詞の後の名詞の順番がごちゃごちゃになったり、途中で前置詞が登場しちゃったりします。
- I give you.
- I give this.
- I give you this.
- I give this to you.
私も中学の頃は、意味が全く分かりませんでした( ゚Д゚)
なぜこんがらがってしまうかと言うと、ほとんどの人がやっている、「SVOO」という文型で暗記をすることに、問題があるんです。「give+人+もの」「give+もの+to+人」というやつです。
これから抜け出すためには、しっかりと動詞と前置詞の意味を理解しておくことがポイントです!意味合いを把握しておくと、よりスラスラと英語が話せるようになるので、必見です!
暗記はダメ
ただの暗記では、いつまでたっても、会話なんてできるようにはなりません!
ごっちゃになる
気合を入れて覚え始めた時はいいですが、だんだん時間が経つと忘れますよね。すると、どっちが最初にくるのか、前置詞はどこに来るのか、わからなくなります。
会話に支障をきたす
頭の中で「SVOO」の構文に当てはめていては、会話の内容も頭に入ってこないし、考えているうちに会話はどんどん進んでいきます。「何考えてるの?」と聞かれて、「SVOOに当てはめてた!」なんて言ったら、相手はドン引きです。
そんな人いませんけどね!!!!!!(笑)
逆にややこしい
「動詞の後に人ともの」と考えているので、頭の中でいろいろ変換しないといけなくなります。
私は子供にキャンディーをあげた。
⇩
子供→人
キャンディー→もの
⇩
「give 人 物」の並びだから、give 子供 キャンディーか!
⇩
I gave kids candies.
いろいろ置き換えることが多すぎます!!!!
動詞と前置詞をバラバラに理解する
算数の公式のような、このSVOOという型をもう忘れてしまいましょう!
動詞をしっかり理解する
別に「give人もの」という順番で覚えなくても、「give」そのものにすでに意味があります。
その意味さえ理解していれば、「give」の後に何がくるか迷いません。「与える」という意味なので、必ず「何を与えた」のかが必要になります。
前置詞にも意味がある!
前置詞って日本語で言うと「~に」「~へ」だと思ってませんか?私は子供のころずっとそうだと思っていました(笑)
前置詞って実は、方向、状態、時間なんていうのも表してくれる便利な言葉たちです!
●I give candies to kids.
この「to」は「方向を表す動き、どこかに対して、向かって」という意味合いです。
なので、そこをちゃんと理解していれば、「to candies」と間違うことはありません。「キャンディーに対して、子供をあげる」わけではないですよね。
よく使う前置詞10個
調べてみると前置詞は80個近くありました!!!!こんなに覚えるなんて嫌ですよね・・・。
なのでここでは私が普段よーーーく使う10個を紹介します。
前置詞 イメージと検索すると、わかりやすい図がたくさん出てくるので、是非検索してみて下さい!!!!
- at
- in
- to
- for
- on
- up
- from
- until
- with
- without
熟語の暗記にも使える!
私が子供のころは、熟語の暗記をめちゃくちゃさせられました。同じ「get」という動詞でも、「get up=起きる」なのに、「get on=乗る」なんて、「よくわからない言語だな~」と思っていました。
でも、動詞と前置詞をバラバラにしておけば、こんなに難しいと思わなくてもよくなります!!
まとめ
ということで、 「動詞と前置詞はバラバラにしてしまおう!」ということをお伝えしました。
文型や熟語を暗記をしても、会話にはなかなかいかせるようにはなりません。
2つの意味をはっきりと覚えていると、順番なんてごっちゃになることはありません!!!難しく考える必要なんてないんです。
是非試してみて下さい!!!