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買い物中「No, thank you」と言ったときに、相手の反応がいまいちで、
「相手に不快な思いをさせたかも( ゚Д゚)」
なんて心配になったことはありませんか?
こういう時は、たまたま相手が不愛想な人だった場合がほとんどです。でも、何かを断ったことに対する罪悪感から、自分が悪いことをしたかもと、思いがちなのが日本人です。
日本人は「NO」と言うのが苦手なのと同時に、「NO」と言われることに対して、とてもひどく落ち込みます。
そんなわけでここでは、自信をもって「No, thank you.」と言えるようになる方法をお教えします!
日本人の「NO」の感じ方
日本人は否定されることをとても怖がります。
日本文化では、「検討します=NO」というのはよく言われますよね。これは相手に気を使って「NO」と言わないようにしているからです。
「NO」=自分自身を否定
日本人は討論や議論がとても苦手です。ヒートアップすると怒りだしたりする人もいるくらいです。その理由は、自分の意見に対して反論されると、自分自身も否定された気分になるからです。
日本語は、察してもらいたい言語です。
そういうことからも、直接言葉で否定されるのは、とても悲しくなるのだと思います。
アメリカ人の「NO」の使い方
英語では「NO」はとてもハッキリと使われます。
事実に対して「NO」
アメリカ人の感覚では「NO」と言う言葉は、ただの返答です。「YESかNO」の2つの選択肢から出てきたうちの、1つなんです。
なので、日本人が感じているほど、「NO」という言葉の強さを感じてはいません。
いろんな意見になれている
アメリカでは小さいころから、自分の意見をしっかり主張することを習います。
それによって、
「いろんな意見があるんだ!」
「自分とは違う考えの人もいるんだ!」
ということを感じながら育ちます。
「NO」がたくさんあることに慣れています。
「NO」と言う時のポイント3つ
さて、今度あなたが「NO」と言う機会があれば、この3つを頭に入れておいてもらいたいと思います!
- アメリカ人は「NO」に対して、強いメンタルを持っている
- アメリカ人は「NO」に対して、なんとも思ってない
- 「NO」は、質問に対するただの答え
これさえあれば、「No, thank you.」と言ったときに相手の反応が悪くても、もう気にならなくなるでしょう!
まとめ
「No, thank you.」にビクビクするのは、もうやめましょう!
日本人がディベートや議論が苦手なのは、意見に対して反対されているのに、それを個人的に受け止めてしまうからです。つまり、「NO」という言葉にとても弱いんです。
それにくらべて、日本人が心配するほど、アメリカ人は「NO」に対して、なんとも思っていません。なぜなら、「NO」はただの事実だからです。
「アメリカではそんな風に考えている人はいないんだ」とわかっていれば、「No, thank you.」が堂々と言えるようになるでしょう!