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最近、デトロイト周辺ではCamila Cabelloの「Havana 」がかかりまくりですが、あなたはもうチェックしましたか!?
娘も私も大好きで、毎日一緒に歌っています~♪
実はこの曲、ちょっと聞き取りにくくないですか?曲調はゆっくりなのですが、言葉が結構速いんですよ!!!「ベラベラベラ~」みたいな、全部つながっているような感じもしますよね。
多少、この人の歌い方の特徴もあるかな(けだるいような感じ)とは思います・・・。
でも、この「Havana」の歌詞には、英語の発音の中でも難しい
- あいまい母音
- " t "の発音の変化
- リダクション
この3つが入っています!
なのでこの曲を歌いながら、楽しく発音をマスターしちゃいましょう!しかも自分で発音を理解することによって、日本人が苦手としているこの3つのリスニングも上達すること間違いなしです!
歌詞はこちら↓
Havana by Camila Cabello (havana lyrics - Google 検索より引用)
Havana, ooh na-na (ay)
Half of my heart is in Havana, ooh-na-na (ay, ay)
He took me back to East Atlanta, na-na-na
Oh, but my heart is in Havana (ay)
There's somethin' 'bout his manners (uh huh)
Havana, ooh na-na (uh)
He didn't walk up with that "how you doin'?" (uh)
(When he came in the room)
He said there's a lot of girls I can do with (uh)
(But I can't without you)
I knew him forever in a minute (hey)
(That summer night in June)
And papa says he got malo in him (uh)
He got me feelin' like
Ooh-ooh-ooh, I knew it when I met him
I loved him when I left him
Got me feelin' like
Ooh-ooh-ooh, and then I had to tell him
I had to go, oh na-na-na-na-na
Havana, ooh na-na (ay, ay)
Half of my heart is in Havana, ooh-na-na (ay, ay)
He took me back to East Atlanta, na-na-na (uh huh)
Oh, but my heart is in Havana (ay)
My heart is in Havana (ay)
Havana, ooh na-n
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まだ知らない人はこちらで曲をチェック!⤵
1.あいまい母音
♪Havana, ooh na-na♪
= H va n, ooh n n
発音記号 /həˈvænə/
実は「banana」とまったく同じ発音(笑)
この曲をマスターしたら「banana」もうまく発音できるようになります!
" ə "があいまい母音の発音記号です。つまり、真ん中の以外はあいまい母音ということになります。そのあとにくる「na-na」の部分もあいまい母音です。
どのように発音すればいいのか、なのですが、「あいまい母音」と呼ばれるくらいなので「あいまいに」発音しちゃいましょう!って言ってもよくわかりませんよね・・・。
そこで、「子音だけを発音する」ことに意識しましょう。日本語は必ず母音を発音する言語なので、「普通の母音よりも気持ち抑えめにする」「小さくする」なんてしてたら、たいていの人が、母音をしっかり発音しちゃいます。
このおススメの「子音だけの発音」をすることによって、日本語の母音と子音だけの英語が混ざっていい感じになります~。
ここで子音だけの音を学べます↓
♪I have to go♪
= I hat go.
普通の状態ではあいまい母音ではないのに、会話の中であいまい母音に変化する単語が結構たくさんあります。
これが原因で聞き取りができない人もいるはずっ!
「これはどこがあいまい母音でしょうか~???」
よ~く曲を聞いてるとわかりますよ!どこかがちゃんと聞こえないはずです。
正解は「to」です!
母音の音がほとんど聞こえなくなっています。本当だったら「トゥー」みたいになります。でもここでは、「t」の子音の音しか言っていません。息が出てるだけみたいな・・・。
I have to go. = I havt go. = I hat go.
なんなら、「v」もあんまり聞こえません(笑)
2." t "がなくなって" n "の発音になる
♪He took me back to East Atlanta, na-na-na♪
=He took me back to East Atlana, na-na-na
このちょっと前の歌詞は、Havana, ooh na-na「ハバナ ウナナ」 となっています。「ハバナ」の「ナ」を繰り返してますよね。英語の歌詞って最後の部分をそろえたりするの好きなんです。「韻を踏む」って言ったりします。
「え!?じゃあアトランタの後になんでナナナ??」
ってなりませんか?
実はこの「アトランタ」も「ナ」で終わりますっ!!!!!
「t」の前に「n」がくると「t」が消えます。つまり「Atlana(アトランナ)」になります。他にも
- internet = inernet(イナネット)
- center = cener(セナ―)
- Santa Clause = Sana Clause(セナクローズ)
3.リダクション
♪Ooh-ooh-ooh, I knew it when I met him♪
= Ooh-ooh-ooh, I knew it when I metim
注目するのは最後の「met him」です。
「h」がなくなってしまいます!!!!
なので
met him(メット ヒム)= metim(メリム)
しかもこの「t」の発音は普通の「t」ではなく、「Flap T」という音に変化します。「Flap T」は他に、「water」「matter」「little」などに起こります。日本人が一番苦手とする音ではないかと思います。巻き舌に似てます!
そのためくっつくと「メリム」と、日本語のラ行に近い音のように聞こえます。
♪Ooh-ooh-ooh, I knew it when I met him♪の歌詞の後にも何度か「him」が登場するのですが、そこにもこの「h」がなくなるという現象が起きているので、注意して聞いてみてください!
- I loved him = lovedim
- when I left him = leftim
- Ooh-ooh-ooh, and then I had to tell him = tellim
まとめ
いかがでしたか?
英語って会話になると発音がめちゃくちゃ変化します。なので、「英語が速くて聞き取れない!」「全部知ってる単語なのに聞き取れない!」なんてことになってしまうんです。
学校では、こんなに大事なことも教えないで、「さーリスニングのテストだよ!!!」なんてやってます。私も学生の頃は、英語の聞き取りが本当にできなくて困りました。
英語は日本語とは違い、「書いてあるものをそのまま読む」という言語ではありません。そこも日本人の常識からかけ離れているため、なかなか英語が難しいと感じてしまう1つの要因だと思います。
でも!これを読んだあなたは、3つの英語の発音の重要なポイントを学べました!
- あいまい母音
- 「t」は音が変化する
- リダクション
「Havana」を楽しく歌って、英会話どんどん上達しちゃいましょう!