リスニングができないと悩んではいませんか?
今日は、アマゾンの英語本ランキングで1位になったこともある、英語の本を紹介します。
1500円+税
購入の経緯
私は小さいころからピアノをやっていて、「ほぼ絶対音感」があるので、本のタイトルにひかれました。
そして学生時代、私は英語が全く聞き取れませんでした。少人数制の英語教室に通っていて、リスニングのテープを聞いて問題に答える、という授業をしていた時も、私一人だけわからないことが、多々ありました。
「なんでみんなわかるの!?なんで、私にだけ聞こえないの!?」
と、不思議に思っていたことを今でも覚えています。
最近メールで、
「聞き取りができず、それがストレスとなり、英語をシャットアウトしている」
という、お悩みをいただいたこともありました。
英語が聞き取れないと、悩んでいる人は多いと思います。
こんな人におススメ!
やはり「絶対音感」とうたっているだけあって、リスニングに悩みを抱えている人におススメです。
細かい音の違いの説明があり、CDもついているので、何度も繰り返し聞けます。特に、日本人にとっては、同じ音に聞こえてしまう音を比べながら進んでいくので、わかりやすいです。
内容
3つのパートに分けられています。
1つ目は、著者の考えが書かれてあります。この部分は、リスニングに悩みを抱えているひとだけでなく、英語を話すことを目的にしている方にも、とても参考になります。
私も、著者の意見にとても賛同しました。
2つ目は、発音とリスニングです。似ている音を2,3こ組み合わせて、その違いの解説が書いてあります。そして、聞き分けづらい音を組み合わせた例文が、10個並んでいます。その10個の文章を、付属のCDで聞くことができます。
3つ目は、リーディングです。私も書いていますが、リスニング上達にはリーディングが欠かせません。ですので、そんなに難しくない読み物が3つついています。
そして、そのリーディングの一部を、高速CDで聞くことができるようになっています。
良かったところ
英会話の基礎がつく
最初に出てくる、作者の理論を読むことによって、あなたの英語に対しての考え方が変わること、間違いなしです。そしてこれらを忠実に実践し、勉強を続けると、グングン英会話が上達するでしょう。
最初の作者の考え方に対して、わたしはとても賛同しました。
「英語を話せるようになるためには、こうだよねっ!!!」
と何度も思う部分がたくさんありました。
文法はなくても英会話はできる
私も前から、英会話をするためには、日本人が勉強するような文法はあまりいらないと、感じていました。
でもそれを、うまく言い表せずにいたのですが、これでとても明確になりました。 もう文法の勉強はお終いにしましょう!
多読の5つのルール
"1.日本語に訳さない
2.速いスピードで読む
3.知らない単語は読み飛ばす
4.声に出して読む
5.切る場所がわからない場合には繰り返し読む"
ダメだったところ
リーディング
リーディングの部分ですが、内容は少し男の人向けでしたが、面白いとは思いました。
でも、読みづらかったです。文法はとても簡単で、単語も中学生・高校生レベルなのですが、私にはしっくりこなかったです。
「英語の絶対音感」はつかない
ただこの本を読んだだけでは、作者の言う「絶対音感」はつかないと思いました。この本で紹介されている、絶対音感のトレーニングがあと100回は必要です。もし、この本がシリーズになっていて、10冊くらいでていれば、絶対音感トレーニングができるのではないかと思います。
英語が聞き取れるようになるためのリーディングに関しても、これらの物語を100回読むよりも、他の同じようなレベルのものを、100冊読むほうがリスニングの効果があると、私は思います。
高速CDのリスニング
最初に速い速度で聞いてから、普通のスピードで聞くと、
「えっ!?私にも英語がちゃんと聞こえるっ!!!」
という風な感覚になります。
これは一時のことで、自分でも英語のリスニングができるんだと、自信を持つためにあると、作者も書いていました。
なので、このトレーニングをやったところで、普段の英会話が聞こえるようになるのか、ちょっと不思議に感じました。
まとめ
いかがでしたか?
英会話をなんとかしたいけど、寒いから家から出たくない、と思ってるあなたにピッタリです。 この本を読んで、英会話力アップにつなげてもらえたらと、思います!