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あなたはテレビを見るのは好きですか?
我が家では、日本のテレビが大好きで、Sling Boxを通して見ています。(「Sling Boxって何?」⇒これがあれば、日本のテレビをそのまままるごと、生中継で見られます。)
もちろん、アメリカのテレビも見ていて、主にスポーツやクイズ番組が、我が家では人気です。
増えている日本とアメリカ共通のCM
テレビを見ていると、アメリカと日本で同じCMが放送されることが、ここ数年で増えてきました。
10年ほど前に「Playstation」というのが、日本とまったく同じように、CMの最後に日本語で流れた時は
「えっ???今何が起きた???」
と、かなり驚き、不思議な感じがしました。
最近、それと同じような体験を、10年以上ぶりに、味わいました。それは、サロンパスでおなじみの「Hisamitsu」でした。日本語でCMの最後に「Hisamitsu」と、日本で今まで聞いてきたのと、同じように流れます。
アマゾンのCM曲
そして今回、日本とアメリカの両方のテレビを見ていて、気づいた共通のCMは、アマゾンのクリスマス・ホリデーシーズン限定のCMでした。
その中で、アマゾンの箱の笑ったように見える口のロゴが、歌っていて、とてもかわいらしいです。そこに使われている曲が "Give a little bit" です。
日本バージョンと、アメリカバージョンで、少し違うのも見どころです。日本のほうが短くて、私が「楽しいな ~」と感じた部分が編集でなくなっているので、アメリカ版も是非チェックしてみてください!
日本バージョン
アメリカバージョン
"Give a little bit" から発音を学ぶ
by Supertramp
Give a little bit
Give a little bit of your love to me
Give a little bit
I'll give a little bit of my love to you
There's so much that we need to share
So send a smile and show you care
Google Play Musicより一部引用
大きなポイントは3つ
- 単語がくっつく
- 単語の語尾を発音しない
- Lの発音は2種類
これら3つをこの曲でマスターしましょう!
詳しく見たい人はこちら⇩
Give a
- 2つがつながる=ギバ(例:have a=ハバ had a=ハダ)
- vの発音に注意
little
- t が、d に近い音になる (例:water letter pretty)
- 最初の l は舌は上の歯にしっかりくっつけて、舌先は外に出す
- 最後の l は舌は上の歯にくっつかない! 「お」の口
bit
- i の発音に注意 日本語の「い」よりも「え」に近い音
- t は聞こえない 声はない
of your
- 2つがつながる オビュ― (例:can you=キャニュー want you=ウォンチュー)
love
- v は聞こえない ※v の口の形だけで、声はなし
I'll
- ll は「お」の口の形 ※舌は上の歯の裏にくっつけない!
- 聞き取りづらいですが、多分、省略されていて発音されてないと思う
that
- a は「えあ」(例:apple cat map)
- t は聞こえない
need to
- d と t がくっついて d がなくなる(例:had to / made two cookies)
- littleと同じで t が d に近い音になる(例:water letter pretty)
send a
- くっつく=センダ(例:find a key / get a coffee )
smile
- l が「お」の口 スマイオ
and
- a は「エア」(例:apple cat map)
- d は聞こえない
まとめ
発音は、繰り返しの練習によって、今まで使っていなかった、口の筋肉を動かせるようになり、上達していきます。なので、この何度もリピートしてくれる "Give a little bit" は、発音をマスターするのには、ピッタリな楽曲です。
CMで流れた時に、ポイントを思い出すことで、記憶にも定着しやすいのが、この曲のメリットです。
それに、歌で使われている発音は、会話の中で実際にネイティブが用いている発音と、ほぼ一緒です。参考書などで、長文を読むCDよりも、こっちのほうが楽しいし、日常会話に応用しやすいです。
あなたも楽しく、CMで発音マスターしませんか?