周りの人に勇気を出して話しかけてみても、なんだか、しっくりこない、結局会話が成り立たずに終わってしまう、なんて経験ありませんか?
もしかしたら、それはあなたの英会話力の問題ではないかもしれません。
実は、英会話に必要なのは、英語の勉強だけではなく、頭を使うことが必要です。そして、日本とアメリカの文化の違いで、コミュニケーションのとらえ方が違う、ということを認識しておくべきです。
会話が続くことによって、相手との信頼関係も築きやすくなるでしょう。
頭をフル回転させる!
5W1Hを会話に入れる
英語での会話を続けられるようになりたい、と思っているのであれば、会話中に沢山の「5W1H」(いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、どのように)を、ひらめくことが重要です。
日本語は1つの質問に対して、1つの答えしか返ってこない傾向にあります。でも、英語の場合は、1つの質問をすると10以上の回答が戻ってきます。
例えば
「私はリンゴが好きです」
と一口に言っても、突っ込みどころがたくさんあります。
- 種類
- 色
- サイズ
- 触感
- あまい、すっぱい
- みずみずしい
- 生で食べる、調理して食べる
- どんな風に切って食べるのが好き
いろんな言葉や説明を使って、1つの文章をふくらますことが可能です。
アメリカ人と話していると、初対面でも
「そんなことまで、私に言うの!?」
と思う場面に何度も出くわします。
5W1Hで質問する
会話は2人以上でやるものなので、自分ばかりが話しているわけにはいきません。
5W1Hを活用して、相手の話にも、必ずたくさんの質問をしてみましょう。自分のことに興味を持ってくれているというのは、誰でもうれしいことです。
日本とアメリカの文化の違い
聞き上手が良いとされる文化
日本ではたくさん話す人よりも、聞き上手のほうが印象が、いいイメージです。なので、どうしても聞く方に、偏ってしまうのでではないかと思います。
そのせいか、自分のことは、あまり話さない傾向にあります。
そして、自分のことをペラペラ話す人は自慢している、と思われ、マイナスな印象を与えてしまいがちです。
沢山話す人を好む文化
アメリカでは、話を黙って聞いているだけだと、意見がない、自分を持っていない、もしくわ、どうでもいいと思っている、というマイナスなイメージがあります。
そのため、アメリカ人はどうでもいい細かいことを、沢山並べて、そこから話をふくらませて、コミュニケーションをとっています。
初対面の人とのコミュニケーションの違い
日本人同士
初対面だとお互い気を使って、そこまで会話が盛り上がらないと思います。やはり、どこまで踏み込んでいいものか、探り合いながらのおしゃべりになりがちです。
それに、スーパー、コンビニで、店員さんと会話をする人は少ないでしょう。どこかで、一線引いているはずです。
アメリカでは
ホームパーティーに招かれたら、初対面の人がいることが普通です。でも、パーティーから帰るころには、みんなと仲良くなってしまいます。
「前からの知り合いだったんじゃないの?!」
と思うくらいに、お互いずっとペラペラ話しています。
それに、街のあちこちで他人に話しかけるのも、アメリカ人の特徴です。
まとめ
英語での会話が、沈黙で気まずくならないようにするポイントは2つ
英会話をスムーズにするために、日本人に必要なことが2つ
- 聞き上手よりも、話すことを優先
- 初対面でも、昔の友人のごとく接する
これらのことを頭に入れておけば、「英語での会話が続かない」という悩みを、回避することができます。
あなたも一度試してみてください!