ところで、英語の発音は、
- スペルと一致しない
- アルファベットの並び順と発音に規則性がない
ということは知っていますか?
これをちゃんと理解できていないと、いつまでたってもカタカナ英語から抜け出せません。
ここでは、誰もが知っている単語 "woman"と"women" を使って、日本人がやってしまいがちな間違いを、紹介していきたいと思います。この2つの本当の発音を知ると、もっと発音が面白くなるはずです!
スペルに惑わされている
多くの人が「ウーマン」「ウーメン」と発音していると思いますが、間違っています。実は、スペルの違う部分 "man"と"men" は同じ発音をして、逆に共通した "wo" の部分こそ、違った発音をするんです!
発音記号:
- woman [wʊmən]
- women [wɪmən]
発音記号を見てみると、よくわかります。びっくりですよね( ゚Д゚)青い部分はスペルが共通していますが、発音の記号が違う形です。赤い部分は、スペルは違うのに、発音の記号は同じになっています。
日本語では、書いてある文字と発音は一致するので、どうしても私たちは、勘違いをしてしまいがちです。
"wo" の発音のコツ:
- woman look, put, could と同じ
- women sit, his, still と同じ
"man" "men" の発音のコツ:
母音を発音しないようにするのが、ポイントです。
日本語にしてみると:
- woman ウォメン
- women ウィメン
まとめ
この "woman" と "women" の2つをくらべてみると、英語は書いてある言葉と発音する言葉は、一致しないということがよくわかります。スペルに惑わされずに、耳で聞こえるほうの発音をするように心がけましょう。
あなたが普段よく使う単語も、もしかしたら間違えて覚えているかもしれません。この機会に一度、簡単な単語こそ見直してみましょう!
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Photo by Katy Belcher on Unsplash