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英会話学習法の1つに、音読があります。英語に慣れるにはとてもいい方法です。学生のころ、授業中に立って、クラスのみんなが見ている中で、音読させられた経験は誰しもあるでしょう。
でも、
読んでいてもなんだか詰まってしまう。
英語が読みづらい。
日本語っぽさが残る。
などと悪戦苦闘してはいませんか?
実は、要点を押さえてしまえば、もっと英語をスラスラと読めるようになれるのです!これができるようになれば、リスニングにも効果があるので、必見です。
かたまりを見つける
子供が絵本を読んでいると、文字をひとつづつ発音しているので、聞いていても内容がわかりづらいです。それを、大人の私たちは英語でやっているので、伝わりづらくなってしまいます。
ですので、文章の中でかたまりを見つけて、いくつかの単語をくっつけて読むことをおススメします。
例
Research shows that most people spend on average almost 4 hours a day on social networking sites.
⇓
[Research shows that] [most people spend] [on average] [almost 4 hours a day] [on social networking sites.]
https://www.eslfast.com/essays/e/essay001.htmより引用
理由
単語をひとつづつ読んでいくことは、聞き取りができない原因にもつながっています。なぜなら、アメリカ人はひとつづつ分けて、読んではいないからです。
さらに頑張りすぎて、発音を気をつけながら読むと、とても読みづらく感じるでしょう。日本語に比べると、英語は舌や口を動かします。でも、ネイティブはアルファベットを省略したり、単語をつなげて読んでいるので、スラスラと楽に読めるのです。
かたまりの見つけ方
だいたい単語2~4つくらいが、言いやすいと思います。かたまりには特に決まりはないですが、変なところで切るとよくないです。
〇[Research shows that] [most people spend]
✖ [Research shows that most] [people spend]
※「たいていのひと」という名詞なので、それを切ってしまったらおかしいです。日本語だと「たいてい」「のひと」みたいな感じになります。
かたまりの参考例
動詞のイディオム wake up/take off/get out of
名詞 the same blue bag/someone else
言い回し first of all/a little bit
場所 at the park/in his house
まとめ
音読は1人でもできる、手軽なアウトプットの方法です。それを最大限に生かすためにも、かたまりを先読みしていくことが、必要不可欠です。
かたまりをくっつけて読むことができるようになると、詰まらずに話せるようになり、リスニング力もアップします。是非、試してもらいたいと思います!