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駐在中の子育ては難しい
日本での子育てとはまた違うところがたくさんあります。メリットもあればデメリットもあるのが駐在中の子育てです。
子供も親もアメリカでの生活を楽しむために、やってはいけない4つのことを紹介したいと思います!
①現地校の授業に必死でついていかせようとする
いったん何が大事なことなのか考えてみましょう。
もし今駐在でアメリカに来ているのであれば、あなたの子供はいづれ日本に帰ります。そしてきっと日本の小学校、中学校、高校、大学に進みます。
今現地校の授業についていけるかどうか必死になるよりも、帰国後のことを考えながら子供の勉強を見ていくほうが断然子供のためになります。
②家で「英語で話しなさい」と言う
親としては子供に早く英語をマスターしてほしいと思います。でも何度も何度も言われたら、子供は嫌になります。
それにできない英語を話せと言われるのは苦痛です。
逆に考えてみてください。もし自分がこれからすべて英語で話せと言われたどう思います?言いたいことは言えないし、うまく英語ができないし、ストレスがたまる一方です。苦痛です。
苦痛に思うことをやれと言われると、子供は伸びません。
⓷何時間かかろうが、宿題をさせる
日本は宿題をやっていくのは絶対です。私の時はそうでした。たぶん日本人的な感覚だと、やっていくのが当然でしょう。でもアメリカではそうでもありません。今週はいろいろ忙しくてできなかったなんてことは普通です。
あまりにも宿題に時間がかかるようなら先生に相談しましょう~。辞書を片手に1つの文章を30分かけて書いてるなんて宿題の意味がありません。
日本語の補習校の方もどうでしょう。
宿題をすべてやらせることよりも、ちゃんと理解できているかどうかのほうが大事です。
④子供をバイリンガルにさせたい
これは本人がバイリンガルになりたいと思わない限り無理です。親が子供をバイリンガルにすることはできません。
私は今までアメリカで育った日系人の人とたくさん接してきました。その中で気づいたことがあります。日本語が上手な人は日本のことが好きだったり、日本人の友達が多かったり、大人になってから自らが選んで日本語を話す環境に飛び込んでいるんです。
なので、兄弟で同じ期間、補習校に通ってたとしても、同じように日本語と英語のバイリンガルになれるかといえば、そうでもないんです。
まとめ
こんなに駐在中にNGなことを書いているなんて、頑張って駐在期間中に子育てしてるんだろうなー、と思われるかもしれませんが、私は永住妻です(笑)
でもアメリカで日本人の子供を育てて8年になります。私はここに書いてあることを心がけています。初めて外国で子供を育てるときのために少しでも参考になればと思います!