スピーキング
英語の勉強を始めるのに1番目標にされるのが、スピーキングができるようになることではないでしょうか。
日本人が1番苦手とするのはこれだと思います。
でもたった少しの訓練で、中学で習った単語、文法の知識さえあれば日常会話なんて簡単にできてしまうのです!
日本語を英語で言おうとしてしまう
よくありがちなのは、日本語で考えた事を英語に訳そうとしてしまうことです。
訳す行為と、英会話は全く別物です。
日本語、英語両方がペラペラに話せる人たちは2つの言語で通訳ができるのかと思われがちですが全くそんなことはないです。
英語で会話をスムーズにするには、英語を英語で理解し、英語で考えることです。
一見、ものすごい英語力が必要かと思われたかもしれませんが、慣れてしまえば中学英語さえあればとても簡単にできます。
とっさに英語が出てくるための訓練
英語がある程度わかっていてもとっさに言葉が出てこないなんて、とてももったいないことです。
そういう風にならないために脳を英語漬けにしてしまう5つの方法を紹介していきます。
- 独り言を英語で言う
- 周りの人の話を盗み聞きする
- ラジオ、テレビを聞いて繰り返す
- 店員さんとのやり取りを思い出して繰り返す
- 家族との会話も英語にしてしまう
1.独り言を英語で言う
特に独り言を言わないタイプの人でも、とにかくしゃべり続けること、小さな一言でも何でも英語でやってしまいましょう!
例えば、
- 料理中、冷蔵庫から物を取り出す時「I need onions, carrots, potatos and milk」
- 何か探し物をしている時「Where did it go?」「Where are my glasses?」
- 探し物が見つからない時「I can't find it!」
- メイクをする時使う物の順番に言う「First, I put primer. I put foundation. I put mascara. Ta-da! I'm done!」
- 買い物中「I don't like this color, but I like the style.」
一日中、いつでもとにかく話しまくります。
料理してる時は自分で料理番組をやっているように、他のシチュエーションではYouTuberになった気分でやるといいです!
これを続けることによって、日本語から英語にするのではなく英語をそのまま出す力がついてきます。
2.周りの人の会話を盗み聞きする
コーヒーショップ、買い物のレジを待っている間、スーパー、待合室など、あらゆるところで英会話があふれています。
日本では英会話のためのCDが沢山ありますが、アメリカにいればCDを買わなくても普通に生活しているだけで、無料でリアルな会話を聞くことができます。
CDの会話はゆっくりに設定されていますし、それが本当に自分に必要な英語とは限りません。
自分が出向くところには何かしら自分に関係があるので、そこにいる人たちの会話を聞いていれば、自分に使える英語が混じってきます。
でもここではスピーキングの訓練なので、他人の会話を聞いてそれを理解することは目的ではありません。
私が盗み聞きで身につけて欲しいのは、アメリカでの会話のやり方、自分の知ってる単語の使い方、発音の仕方です。
相槌なんかも勉強になります。
日本語で同じ意味の英単語の使い分け、ニュアンスの違いを感覚で覚えることにも役立ちます。
3.ラジオ、テレビを繰り返す
これは英語をスムーズに話すために効果があります。
ラジオ、テレビから聞こえてきたフレーズを、そっくりそのまま言ってみます。
単語がわからなくても全然かまいません。むしろ知らない単語の方が、カタカナ英語の先入観がないので発音しやすくなります。
最後の単語1つでも、フレーズでも、同じように発音して、同じような音になるように繰り返します。
基本的に発音の練習をする時は単語1つずつで練習することが多いと思うのですが、普通の会話はフレーズで成り立っているので、1つの単語の発音がうまいだけでは会話には通用しません。
日本語で言うと「お・と・う・さ・ん」と1つずつの文字がきれいに発音できたとしても、この「おとうさん」を実際に発音すると「おとーさん」となるのと似ています。
繰り返すコツ
- 聞いたらすぐに繰り返す
- できなくても気にせず、次にいく
- 発音よりも、音を合わせる
- 意味は気にしない
4.店員さんとのやり取りを思い出して繰り返す
買い物に行ったとき、レストランに行ったときに、誰かとやり取りがあった時にできる方法です。
単に自分がこう言ったら、相手がこう言ってきたな、と思い出しながら自分で一人二役をやってみます。
相手の言葉を正確に言う必要はなく思い出している単語だけでもやってみると、次回同じようなシチュエーションになった時には全てわかるようになったします。
子供のままごとと似ている
子供のままごと遊びは言語発達にとても大きな役割を果たしています。
大人たちのやっている同じシチュエーションをまねて、聞いた言葉や動作を繰り返していくうちに学んでいきます。
そうやって、語彙を増やしていき、この単語はこういうときに使うんだなと学習していきます。
5.家族との会話を英語にしてしまう
これはスピーキングの上達にとても効果があります。本当のやり取りを英語でするので、言いたいことをそのまま出すとてもいい訓練になります。
家族みんなで英語を頑張るのは、家族の絆にとてもいい気がしますが、子供がいる場合はバイリンガルに育てるために賛否両論あると思います。
子供がいない場合、子供には日本語で接するという方針をとった場合でも、夫婦で英語で話すというのはいい方法です。
全部を英語にしてしまうのは難しいので、時間を決めたり、曜日を決めたりして、二人で英語の上達に励むのも楽しく英語を学ぶコツです。
まとめ
日常生活の中で少し工夫するだけで英語がスラスラ出てくる訓練になります。
まだ日本でアメリカに行く準備をしてる場合にも何個かはできるので、英語がパッと出てくるように今のうちから脳を鍛えておくことが大事です。
せっかくアメリカに来たのですから日本では経験のできない生の英語に触れて、どんどん英語を上達させていきましょう!