アメリカの缶切りは良い!
日本では最近は缶切りを使わなくても開けられる形の缶詰が沢山あるので、あまり缶切りを使わないかもしれません。
でも私が小さい時は、てこの原理を使った缶切りを使用していました。上下にハンドルを動かしながら、少しずつ穴を開けていくもので「てこ式」という種類に分類されるそうです。
アメリカに来て初めて缶切りを見た時は大きくて大げさだな作りで、アメリカは本当になんでもかんでも大きいんだなと思いました。
でも、大きいだけあってハンドルをクルクル回し10秒ほどで開いてしまうので、なんて便利なんだろうと感動しました。
こちらのほうは「ねじ式」と呼ばれるそうです。
アメリカの缶切り事情
Can Opener/缶切り
アメリカに広く出回っているのはねじ式タイプです。
それに最近では自動で開けてくれる缶切りもあります。値段もピンきりで高い物は100ドルくらいします。
アメリカにもてこ式の缶切りもあるにはあるのですが、日本とは少し違う形で、どちらかと言えばキャンプで使うもので、アーミーナイフについているの機能の一つなのかなと思いました。
キャンプ用に缶切り以外の機能のついてないものもあるのですが、トランプよりも小さいサイズで、普段使いをするのにむいていないように感じました。
調べてみるとChurchkey/Church Keyという缶切りを見つけました。
これは缶切りというよりも缶開けで、缶にプルタブがついていないビールなどの飲み物を開けるために作られた物でした。
見た目は日本の缶切りに似てますが、これはちょうどプルタブで開けるのと同じ大きさの穴を開けるためだけに使われます。
今でもバーなどでは使われているようです。
缶切りはどこで買えるのか
- ネット
- スーパー
- Target
- Bed Bath and Beyond
- Kohls
- Marshalls/TJ Maxx/Home Goods
- Sur La Table
- Williams Sonoma
- IKEA
- REI
- Dick's Sporting Goods
結構いろんなところで購入できます。
特にBed Bath and Beyond,Sur La Table, Williams Sonomaは種類が豊富です。
IKEA, REI, Dicks Sporting Goodsではてこ式の缶切りがあります。
ねじ式のメリットデメリット
メリット
- アメリカならどこでも手に入る
- 種類が豊富
- 開けやすい
- 切り口がとてもきれい
- ふたを取ってくれる機能もある
デメリット
- 洗えない
- 重い
- 大きい(自動の物は特に)
てこ式のメリットデメリット
メリット
- 汚れを落としやすい
- 一生使える
- ねじ式に比べると安い
デメリット
- 開けるのに時間がかかる
- 切り口が危ない
- アメリカで手に入りづらい
アメリカに出回る缶切りブランド
- ZYLISS(スイスのブランド)
- OXO(アメリカのブランド)
ネットで見てみると沢山のブランドがありますが、この2つのブランドからは数種類の缶切りが出ていて、なおかつレビューもたくさんついています。
私が今まで使ったことのあるもの2種類
Kitchen Aid
ねじ式のもので、なぜこれを買ったかというと、それは引っ越してきて、まだ缶切りがなかったので、買い物に行った時に適当に手に取っただけでした。
特に何も考えずに買い、多分値段は10ドルほどだったと思います。
これは缶詰の上面を切るタイプでした。
IKEAのSTÄM シリーズの缶切り
Kitchen Aidの缶切りを買い変えようと思った理由は汚れが落ちないことが原因でした。
開ける時にどうしても中身の汁が缶切りの歯についてしまうので、使うたびに拭いていましたが、油で汚れているし、手放す覚悟で洗ってみてもきれいになりませんでした。
そして、ちょうど新しい物を探していた時に、たまたまIKEAに行く機会があり、缶切りが目に留まりました。
値段が1~2ドルくらいだったと思います。
Kitchen Aidと同じねじ式でしたが、この値段!汚れたら買い換えればいい、と思い購入しました。
STÄM というシリーズの缶切りで、使いやすく、見た目もシンプル、モダン、色も白でとても気に入っていました。
Kitchen Aidの缶切りが上面を切るのに対し、これは側面を切るタイプでした。
なんといっても切れ口がまっすぐになり、切った後も上の切った部分をふたとしてかぶせることができるのが良かったです。
IKEAのSTÄM シリーズの缶切り販売中止
今使っているのが汚くなってきたのでまたIKEAに行き全く同じ物を購入しようと思いました。
でも同じシリーズから出ている缶切り以外のピザカッターと皮むき器はありましたが、その時は缶切りだけが見当たりませんでした。
てっきり品切れ状態なのかと思い、また次に来た時に買おうと思いました。
その後も何度かIKEAに足を運んだのですが見当たらずもう、1年以上がたってしまいました。
おかしいなと思い、オンラインのIKEAのページを見てみると、その缶切りはもう載っていませんでした。
日本や他の国ではまだ売ってるようなのですがアメリカのIKEAではもう取り扱ってないようなのです。
いろいろ検索してみたのですが、そういう記事は見つからず、なぜ取り扱わなくなってしまったのかもわかりません。
本当に残念です。
缶切りの買い替え
缶切りを使わないで缶を開ける方法もいろいろあるようですが、朝の忙しい時にそれをやっている余裕はなさそうです。
いっそ、缶詰を買わずに生活する方法もあるのですが、それは家族のこともあるので無理そうです。
値段もそこまで高いわけではないので今までのよりも少し値段が張るものを購入してみようかと思います。
高い物は、もしかしたら汚れにくいのかもしれません。
そしてなるべく一生使えるものを選んでいきたいと思います。