アメリカ駐在が決まったら、準備がたくさんあります。ビザの手続き、引っ越しの荷造り、子供のこと、など、本当にたいへんです。
なかなか、英語の勉強をするという時間が取れないことも、考えられます。
そんな時には、渡米してすぐに必要な重要なことを、丸暗記しておけば、英語ができなくてもアタフタしません。ここでお伝えする4つは、よく聞かれる個人情報についての、受け答え方です。
これさえマスターしておけば、アメリカ生活がスムーズにはじめられること、間違いなしです!
生年月日
家族全員分スラスラ言えますか?これはいろんなところで、聞かれます。もちろん書く場面も多いですが、口頭で答えないといけないこともたくさんあります。
例えば、病院、薬局、習い事を始めるための登録、学校など場所で、年齢確認や本人確認のために、生年月日を聞かれます。
特に子供がいる人は、そんな場面に出くわすことが多くなるでしょう。
それに、これから、アメリカで新しい生活を始めるならなおさら、手続きや登録が多いので、生年月日を答える場面が特に多いです。
書き方
- Birth Date
- Date of Birth
という風に書いてある欄に書き込みます。
1980年生まれ4月8日の場合
- 4/8/80
- 4-8-80
- 4・8・80
(1980もオッケーですが、略す人が多い)
2001年の場合は01に、2016年も16に省略できます。
聞かれ方
- What is your date of birth?
- When is your birthday?
受け答え方
書き方と同じ順番で、4/8/1980は
April eighth nineteen eighty
となります。
最後の年数は書き方と同じようにeightyも使えます。
2016年も書き方と同様に省略できますが、2001年の場合は省略したらzero oneではなくてoh oneと言ったほうが言いやすいのでおススメです。
ゼロをアルファベットの "O(オー)" と表現しています。
真ん中の、日付を現す数字だけが、やっかいで、序数で言い表します。数字の最後に、 "th" を付け足すだけなので、そこまで気にしなくても通じます。でも、first、second、thirdは、明らかに言い方が違うので、これは練習必須です。
詳しい発音が知りたい人は "ordinal number pronunciation" で検索をおススメします。
もしくはこちらの動画↓
電話番号
ショッピングをしていると、レジでよく聞かれます。他にも、スーパーのメンバーカードが電話番号で登録してるので、カードを持ち歩いていなくても、電話番号を言えば、その場でディスカウントが得られます。
日本の携帯を持っていく、という方もいらっしゃいますが、電話番号も日本のままなのでやり取りが面倒です。
まして、英語があんまりできないのに、
「私はアメリカに、日本から駐在で来ていて、短期間の予定なので、電話番号はもっていません」
こんなことを、レジの人に言うのはかなり何度が高いです。
それに、「電話番号は?」と聞けれた時に「持ってません」というのは、今の時代、とても不自然に感じられます。
聞かれ方
- What's your phone number?
- Can I have your phone number?
答え方
125-455-4589
アメリカの電話番号は、全国共通で「3桁3桁4桁」で、最初の3桁は、あなたの住んでいる地域を表す "area code" です。
そのまま、数字を並べて言うだけで大丈夫です。
1(762)124-4578
こういうのも、見かけますが最初の「1」は無視しても、問題ありません。
他州に行ったときに気を付けるポイント
旅先の、観光地ではない場所で、スーパーや買い物に寄ったときには、電話番号を聞かれたときには、"area code" を先に付け足して言うと、店員さんにわかりやすいです。
"Area code, 123-458-9852."
店員さんも、突然、まったく聞いたことのない数字を聞くと、戸惑ってしまいます。それに、たまに地元の人は "area code" を飛ばして、伝える場合もあるので、スムーズにお会計を済ませるためには、おススメです。
Zip Code
郵便番号はZip CodeやPostal Codeと言います。よく耳にするのはZip Codeです。Postal Codeと言うと、私の中では少し専門的な感じがします。
Zipといえば、洋服のジッパーや、動詞として使い、ジッパーを開けたり閉めたりすることを思い出します。あとは、朝のテレビのZIPとか。
なんで郵便番号のことを、"Zip Code" というのか疑問に思ったので、調べてみるとZip CodeのZipは "Zone Improvement Plan" の頭文字を取ったものでした。
直訳すると、「地域、改良、計画」となり、洋服のジッパーとは何も関係ない単語でした。
どんなふうに聞かれる?
- Can I get your Zip Code?
- What is your Zip Code?
- Your Zip Code?
これが買い物してるときに突然、お会計の場で聞かれたりします。IKEAで聞かれます!あとはガソリンを入れるときにも(これはただボタンを押すだけ)カードで支払うときに必要になります。
答え方のポイント
5桁の数字を、スラスラ言うのは難しいので「48374」なら「48374」と区切りましょう。つまり、"four eight" "three seven four" というと、言いやすくなると思います。
9桁の郵便番号もある
日本はアメリカよりもずっと面積が小さいのに,、郵便番号7桁です。アメリカは5桁で大丈夫?と思いますよね。
けど、実は5桁の先には続きがあるんです!
自分が書くことは絶対ないし、普段はほとんど見かけることはないのですが、存在してます。
48374-1234
普段の5桁の番号の後にハイフンがついて、その後4桁の数字がつきます。たまに郵便物の中に、見つけることがあるくらいです。
まとめ
数字って簡単に、英語で言えますよね?でも数字を、ただ英語で知ってるだけでは意味がありません。
自分に必要な使える数字をスラスラと言えるようにならないと、知ってるとは言えません。ただの知識です。
どんどん会話の中に使えるようになるためにもまずは簡単なもの、そして絶対使えるものを練習していきましょう!
そして英語ができるという自信につなげて、英語上達を目指しましょう!